いちご狩りで撮った写真を家で見返すと、いちごはオレンジがかった赤で平たく、つやもありません。真っ赤に見えたはずの1粒が、葉っぱと同じくらい地味に写っています。ハウスの中は明るいのに、なぜか思ったように撮れません。
いちご狩りの写真の撮り方は、立つ場所と、撮る1粒の選び方でほぼ決まります。いちごの向こうから光が来る向きに回り込む。ヘタの付け根まで赤い完熟の1粒を選ぶ。いちごと同じ高さで、摘む手元ごと寄る。この3つで、赤くてつやのある1枚になります。この記事では、2026〜27年シーズンの予約の時期、ハウスの光と立つ場所、制限時間の中で撮る順番、服装と持ち物まで、いちご狩りをスマホで撮るコツを紹介します。
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2026年は11月に予約が始まり、摘めるのは12月から

2026〜27年シーズンのいちご狩りは、10〜11月に予約を受け付け始める園が多く、摘めるのは12月から翌年5月ごろまでです。
いちごの露地での旬は春ですが、いちご狩りの園はビニールハウスで育てているので、冬のあいだから摘めます。予約の始まる日も、開園する日も園ごとに違います。2026年11月2日時点で告知が出ている園の例です。
| 園(所在地) | 予約の受付 | いちご狩りの期間 |
|---|---|---|
| 阿蘇健康農園(熊本) | 2026年10月16日から | 2026年12月11日〜2027年5月9日 |
| 観光農園 花ひろば(千葉) | 2026年11月1日から | 2027年1月4日〜4月11日 |
| 山万ユーカリファーム(千葉) | 受付中 | 2027年1月9日〜5月9日 |
| イチゴス横浜(神奈川) | 12月ごろの予定 | 12月上旬から |
土日や年末年始、春休みの枠は早く埋まります。行きたい園が決まっていれば、予約ページが開いた週のうちに日付を押さえておくと安心です。予約のページには、制限時間や持ち込みできる物、ハウスの中の決まりが書いてあることが多いので、撮影について書かれていないかも読んでおきます。
写真のために選ぶなら、晴れた日の午前の枠です。冬の朝の光はハウスに斜めに入り、いちごが透けて赤く光ります。いちごは朝摘みがおいしいとも言われます。服と持ち物はいちご狩りの服装と持ち物で紹介します。
ハウスの中は白い光。いちごの向こうから光が来る向きで撮る

ビニールハウスの中は、白いビニールが日差しを広げるので、影の薄いやわらかい光で満ちています。きれいに撮れそうに見えますが、光が自分の背中から当たる向き(順光)で撮ると、いちごの表面に影ができず、赤が平たく、つやのない写真になります。
いちごを赤く撮るなら、いちごの斜め奥に太陽や明るい側がくる位置に回り込みます。料理写真でもおいしそうに見えるとされる半逆光です(日本政策金融公庫の写真ガイド)。光がいちごを後ろから通るので、果肉のふちが赤く透け、表面のつぶとつやが光ります。

ハウスの通路は、たいてい一方向にまっすぐ伸びています。入ったら、まず太陽がどちら側にあるかを見て、いちごの列を太陽の反対側から見る通路を選びます。真正面から光が来る逆光だと、いちごが黒っぽく沈みます。そのときは、いちごをタップしてピントを合わせ、iPhoneなら横に出る太陽マークを上にずらして明るくします(Androidは機種で操作が違います)。
反対に、ハウスの白いビニールが画面に大きく入ると、スマホが全体を暗くしようとして、いちごがくすみます。背景は緑の葉や通路の奥にして、白いビニールは画面の端に少し入るくらいにします。
完熟の1粒を選んでから撮る

同じ株でも、写真でいちばん映えるのは完熟の1粒です。まだ熟していないいちごは、ヘタのまわりの肩が白く残っていて、寄って撮るとその白さが目立ちます。撮る前に、次の3つで1粒を選びます。
- ヘタの付け根まで赤い
- 表面につやがあり、色むらがない
- ヘタが緑でピンと反り返っている
ヘタの付け根まで赤いのは完熟の目安、ヘタが反り返っているのは新鮮さの目安とされます(ウェザーニュース)。表面のつぶが果肉に埋もれているものは、ふっくらしていて、写真でもつやが光ります。大きい粒がおいしいとは限らないので、大きさより色とつやで選びます。
選んだ1粒は、摘む前に、株になったままの姿をまず撮ります。葉の緑といちごの赤が並ぶのは、農園でしか撮れない写真です。そのあと、摘む瞬間の手元に移ります。
摘む手元は、いちごと同じ高さで

いちご狩りらしい写真は、指がいちごのヘタをつまんだ瞬間です。上から見下ろして撮ると、葉と頭の影ばかりになり、いちごの形が分かりません。スマホをいちごと同じ高さまで下げて、横から撮ります。園の育て方で、構える高さが変わります。

高設栽培は立ったまま、腰の高さ
腰の高さの台でいちごを育てる高設栽培の園では、いちごが台から垂れ下がっています。立ったままスマホを腰の高さまで下げ、垂れたいちごを真横から撮ります。台の下には次の列のいちごが見えるので、2倍で寄ると、手前の1粒の後ろに赤い粒がぼけて並びます。ハウスの床に座り込まなくて済むので、服も汚れにくい育て方です。
土耕はしゃがんで、葉の下から
地面の畝で育てる土耕の園では、いちごは葉の下に隠れています。しゃがんで、葉を片手でそっと持ち上げ、スマホを葉の下に差し入れるようにして撮ります。葉を持ち上げると、上から光が入っていちごが明るくなります。株や茎を折らないように、葉は軽く持つだけにします。
摘むときは、ヘタのすぐ上の茎を指でつまみ、軽く上に折るようにして取る園が多くあります。その「折る瞬間」を撮りたいときは、摘む人と撮る人を分け、撮る人は連写で押し続けます。ピントは指ではなく、いちごをタップして合わせます。
子どもは通路の先から呼ぶ

子どもはいちごを見つけると、すぐしゃがみこんで食べ始めます。上から撮ると、頭のてっぺんと背中しか写りません。子どもを撮るときは、親が通路の少し先に回り、しゃがんで子どもの目の高さに構えてから、名前を呼んでこちらを向かせます。通路の両側のいちごの列が奥へ続き、真ん中に子どもが立つ写真になります。
摘んだいちごを顔の横で持ってもらうと、いちごと顔のどちらにもピントが合いやすくなります。ハウスの中で走ったり大声を出したりしないことは、撮る前に子どもと約束しておきます。畑での体験を撮るときの考え方はさつまいも掘りをスマホで撮る|畑で残す一枚でも紹介しています。
練乳とヘタの皿も1枚
入口で練乳の入った容器をもらう園では、練乳をつけたいちごにも寄っておきます。白い練乳と赤いいちごは色の差が大きく、小さく写っても目立ちます。食べ終わったあとのヘタがたまった皿も、たくさん食べた日の記録になります。
制限時間の中で撮る順番

いちご狩りは、30分や45分の食べ放題など制限時間を決めている園が多く、撮っているうちに時間が過ぎてしまいます。撮るのは入ってから最初の5分ほどと決めて、次の順で撮ります。
入口から通路の奥までを1枚撮ります。そのとき、太陽がどちら側にあるかを見て、いちごの列を太陽の反対側から見る通路を決めます。
完熟の1粒を見つけたら、摘む前に、いちごと同じ高さから2倍で寄って撮ります。
摘む人と撮る人を分けます。いちごをタップしてピントを合わせ、ヘタをつまんで折る瞬間まで押し続けます。
通路の先に回ってしゃがみ、名前を呼んで振り向いたところを撮ります。ほかの家族が写り込まない通路を選びます。
ここまで撮ったら、スマホはポケットにしまいます。練乳をつけたいちごやヘタの皿は、食べながら思い出したときに1枚撮れば十分です。
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いちご狩りの服装と持ち物、ハウスのマナー

冬のいちご狩りは、外は寒く、ハウスの中は晴れると汗ばむほど暖かくなります。服装は、寒さよりも「中で脱げるか」で選びます。
服装は脱ぎ着できるもの、黒は避ける
- 上着の下は薄手の長袖(ハウスで上着を脱ぐ)
- いちごの汁がついてもよい、明るい色の服
- 歩きやすいスニーカー(ヒールは避ける)
- 小さな子どもはエプロンやスタイ
ヒールのある靴は、通路のシートを傷めたり、転んだりするもとになります。黒い服はハチが寄りやすいと言われるので、明るい色にします(HugKum)。明るい色の服は、写真でもいちごの赤と緑の中で顔まわりが明るく写ります。花ひろばのように「ハウス内は暑くなることがある」と案内している園もあるので、飲み物も持っていきます。
持ち物は、ウェットティッシュ、小さなタオル、レンズを拭く布です。練乳のついた指でスマホを触ると、レンズがべたついて写真がにじみます。荷物は少なめにして、ロッカーがあれば預けます。
ミツバチと巣箱
いちごのハウスには、花の受粉のためにミツバチが放されています。ハチが顔の近くを飛んでも、手で払わずに静かに離れます。ハウスの端に置かれた巣箱は、近づいて撮ったり触ったりしないでください。巣箱がたたかれたり揺れたりすると、ハチが興奮します。
ほかの家族と園のルール
同じ時間の枠には、ほかの家族もいます。通路を見通す写真ほど、よその子どもが大きく写り込みます。撮る前に画面の端を見て、写り込むなら人がいない通路に移るか、離れるのを待ちます。通路にしゃがみこんで撮るときは、後ろから来る人の邪魔にならないようにします。
決められた列やハウスの外のいちごは摘まないこと。撮影や三脚、SNSへの投稿について決まりがある園もあるので、受付の案内に従ってください。
持ち帰ったいちごは窓ぎわで

持ち帰り用のパックを買える園では、家に帰ってからもう1枚撮れます。いちごは置いておいても甘くならないので、撮るのは帰った日のうちにします。昼の窓ぎわの光なら、いちごは赤く写ります。部屋の照明の下で撮ると、オレンジがかってしまいます。
白い皿にヘタつきのまま並べ、窓が横か少し奥に来る向きで撮ります。1粒を縦半分に切って断面を見せると、中まで赤い完熟のいちごだと伝わります。窓ぎわでの撮り方はカフェで撮る写真|ドリンクと席と同じ考え方で撮れます。
いちご狩りの写真をポイシャに

いちご狩りの日には、株についた1粒、摘む手元、いちごを持った子ども、練乳のいちご、家の窓ぎわのいちごと、場面の違う写真が何枚も撮れます。冬から春にかけて、月ごとに品種や園を変えて出かければ、写真もたまっていきます。
ポイシャは、撮った写真をそのまま投稿できる画像SNSです。ほかの人の写真にいいねしても、自分の写真にいいねされても、ポイントが貯まります。「探す」の注目Snapには、グルメなどのテーマ別のタイルが並び、ほかの人がどんな食べ物の写真を撮っているかを眺められます。初めて投稿する写真の選び方はポイシャ初心者は何を投稿する?手元の写真から選ぶで紹介しています。

ポイシャに出せるのは、自分で撮った写真です。農園のホームページやほかの人のSNSから保存したいちごの画像、スクリーンショットは投稿できません。投稿できない写真の種類はポイシャに出してはいけない写真で紹介しています。子どもの顔や、よその家族が写っている写真は、出す前に確かめてください(家族写真を出すとき、顔と名札を確認する)。
連写した手元の写真を、何枚も続けて投稿するのはやめてください。ポイシャでは、同じ画像や少し変えただけの画像の繰り返し投稿を禁止しています。
連写からは、いちばんいい1枚だけを選びます。株についた1粒と、子どもがいちごを持った写真のように、撮った物や場面がはっきり違う写真は別の1枚です。似た写真がどこから問題になるかはポイシャで同じ写真は警告になる?で紹介しています。
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いちご狩りの写真でよくある質問

まとめ

2026〜27年シーズンのいちご狩りは、11月前後に予約が始まり、12月から摘めるようになります。いちご狩りの写真の撮り方は、次の5つに絞れます。
- いちごの斜め奥に光がくる位置に回り込む
- ヘタの付け根まで赤い完熟の1粒を選ぶ
- スマホをいちごと同じ高さに下げ、摘む手元を連写
- 子どもは通路の先から、目の高さで呼ぶ
- 撮るのは最初の5分。あとは食べる
予約が取れたら、晴れた日の午前の枠を選び、当日は制限時間の中で撮る順番どおりに撮ってみてください。撮り終えたら、スマホはしまって、完熟のいちごを味わうのを忘れずに。

