「趣味で撮った写真を副業にしたいけど、どうすればいいか分からない…」
「スマホで撮った写真でも稼げるなら、手軽に挑戦してみたい!」
「写真販売で収入を得るための具体的な方法や、おすすめのサイトを知りたい!」
この記事では、そんな疑問や希望を持つ方に向けて、写真販売の始め方からおすすめのサイト・アプリ、収益を上げるためのコツ、そして知っておくべき注意点までを網羅的に解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの写真販売方法が見つかり、安心して写真販売をスタートできるはずです。せっかくの趣味を収入につなげるチャンスを逃さないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
写真販売で稼ぐ!4つの方法
写真販売で収入を得る方法は、大きく分けて以下の4つがあります。ご自身のスキルや目的に合わせて、最適な方法を選んでみましょう。
1. ダウンロード型販売サイトで写真を売る
ダウンロード型販売サイトでは、投稿した写真がユーザーにダウンロードされることで報酬が発生します。ユーザーは無料でダウンロードできるため、購入のハードルが低く、多くの人に利用してもらいやすいのが特徴です。ダウンロードされるたびに数円〜10円程度の報酬が入る仕組みのため、趣味で撮影した写真を試しに販売してみたい方や、気軽に始めたい方におすすめです。
2. 購入型販売サイト(ストックフォト)で写真を売る
PIXTAやAdobe Stockなどのストックフォトサービスがこれに該当します。これらのサイトでは、写真販売にあたって審査がある場合が多く、ダウンロード型販売サイトに比べてユーザーの購入ハードルは高めです。しかし、その分、写真1枚あたりの販売価格や得られる報酬は高くなる傾向があります。世界中のクリエイターが登録しているため、クオリティの高い写真が求められますが、本格的に写真販売を行いたい方におすすめです。
3. スキル販売サイトで写真を売る
ココナラのようなスキル販売サイトでも、写真を販売することが可能です。写真撮影のスキルそのものを販売するだけでなく、自身で撮影した写真を素材として販売することもできます。スマートフォンで撮影した写真でも、観光スポットや料理など、需要のあるジャンルであれば売れる可能性があります。手軽に始めたい方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
4. ネットショップを開業して写真を売る
カラーミーショップなどのネットショップ作成サービスを利用して、ご自身のネットショップを開設し、写真を販売する方法です。デジタルデータとして販売できるだけでなく、写真を使ったオリジナルグッズ(Tシャツ、マグカップなど)を作成して販売することも可能です。集客などの工夫は必要ですが、写真販売サイトと比較して手数料が低く、利益率が高いのがメリットです。成功すれば、独立も視野に入れることができます。
写真販売サイト・アプリ15選!特徴・手数料・始めやすさ比較
写真販売ができるサイトやアプリは数多く存在します。ここでは、それぞれの特徴や手数料、始めやすさなどを比較しながら、おすすめのサービスを15選ご紹介します。
初心者・スマホOK!おすすめサイト・アプリ5選
まず、スマートフォンだけでも気軽に始められる、初心者の方におすすめのサイト・アプリをご紹介します。
1. Snapmart(スナップマート)
Snapmartは、SNS感覚でスマホから気軽に写真を出品・販売できるアプリです。日常のスナップ写真や風景写真などが多く、クオリティに自信がない方でも始めやすいのが特徴です。企業からのコンテストに参加して、高額な報酬を得られるチャンスもあります。
特徴 | スマホで手軽に始められる、コンテスト開催あり |
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販売価格 | 単品販売:330円~ / 定額制:1枚40円~(規定価格) |
報酬率 | ランクにより30%~60% |
手数料 | 販売手数料:40%~70%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | ◎(スマホアプリで完結、審査なし) |
スマホ対応 | ◎(アプリ完結) |
2. 写真AC(フォトAC)
写真ACは、無料で写真をダウンロードできる人気のサイトです。クリエイターとして登録し、写真をアップロードすると、ダウンロードされるたびにポイント(報酬)が貯まります。会員数が非常に多いため、写真がダウンロードされる機会が多いのが魅力です。
特徴 | 無料ダウンロードサイトで利用者が多い、スマホから投稿可能 |
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販売価格 | 無料(1ダウンロードあたり3.25円~11円の報酬) |
報酬率 | 1ダウンロードあたり3.25円~11円 |
手数料 | 換金手数料(5,000ポイントから換金可能) |
始めやすさ(初心者向け) | ◎(無料登録、審査ありだが比較的通りやすい) |
スマホ対応 | 〇(スマホ専用ページあり) |
3. PIXTA(ピクスタ)
PIXTAは、国内最大級のストックフォトサイトで、プロ・アマ問わず高品質な写真素材を販売できます。企業のWebサイトや広告などに使われることが多く、報酬単価も比較的高めです。審査はありますが、初心者向けのセミナーなども開催されており、スキルアップしながら挑戦できます。
特徴 | 国内最大級、高品質素材が中心、初心者向けセミナーあり |
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販売価格 | 単品購入:550円~ / 定額制プラン:39円~(規定価格) |
報酬率 | 単品購入:22%~ / 定額制プラン:0.27クレジット~(1クレジット108円) |
手数料 | 販売手数料:22%~58%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、PCでの登録・アップロードが推奨される場合がある) |
スマホ対応 | 〇(スマホからの投稿も可能) |
4. Adobe Stock(アドビストック)
Adobe Stockは、PhotoshopなどのAdobe製品との連携がスムーズなのが特徴です。世界中で利用されており、高品質な写真素材が求められます。報酬率は一律33%と分かりやすいですが、審査は比較的厳しい傾向にあります。Adobe製品ユーザーには特におすすめです。
特徴 | Adobe製品との連携がスムーズ、世界的に利用されている、審査が厳しめ |
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販売価格 | 12~50クレジット(規定価格) |
報酬率 | 一律33% |
手数料 | 販売手数料:67%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、高品質な写真が求められる) |
スマホ対応 | 〇(スマホからのアップロードも可能) |
5. Shutterstock(シャッターストック)
Shutterstockは、世界最大級のストックフォトサイトです。日本らしさを活かした写真などが海外で需要がある場合もあります。報酬率は、ダウンロード数に応じて変動する「レベル」で決まります。海外市場も視野に入れたい方におすすめです。
特徴 | 世界最大級、海外市場も狙える、報酬率はレベル制 |
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販売価格 | 1,120~9,400円(規定価格) |
報酬率 | 15%~40%(レベルにより変動) |
手数料 | 販売手数料:60%~85%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、競合が多い) |
スマホ対応 | 〇(モバイルブラウザーやアプリから投稿可能) |
自分のブランドで!ネットショップ開設サービス
ご自身のブランドを確立し、自由に写真を販売したい場合は、ネットショップの開設がおすすめです。
6. BASE(ベイス)
BASEは、無料でネットショップを開設できるサービスです。写真のダウンロード販売だけでなく、写真を使ったオリジナルグッズ(Tシャツ、マグカップなど)の作成・販売も可能です。SNS連携機能も充実しており、集客にも役立ちます。
特徴 | 無料開設、オリジナルグッズ販売可能、SNS連携充実 |
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販売価格 | 自分で自由に設定可能 |
報酬率 | 決済手数料:スタンダードプラン3.6%+40円、グロースプラン2.9% |
手数料 | 決済手数料のみ(スタンダードプラン3.6%+40円、グロースプラン2.9%) |
始めやすさ(初心者向け) | ◎(スマホから簡単開設、審査なし) |
スマホ対応 | ◎(スマホでショップ開設・運営可能) |
7. メルカリShops
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」の市場を活用してネットショップを運営できるサービスです。初期費用・月額費用が無料で、メルカリの圧倒的な集客力を活かせます。写真を使ったオリジナルグッズの販売も可能です。
特徴 | メルカリの集客力活用、初期費用・月額費用無料、オリジナルグッズ販売可能 |
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販売価格 | 自分で自由に設定可能 |
報酬率 | 販売手数料10%+決済手数料 |
手数料 | 販売手数料10%、決済手数料(売上金振込時) |
始めやすさ(初心者向け) | ◎(スマホから簡単開設、審査あり) |
スマホ対応 | ◎(スマホでショップ開設・運営可能) |
8. カラーミーショップ
カラーミーショップは、本格的なネットショップを構築できるサービスです。デザインの自由度が高く、写真のダウンロード販売やグッズ販売など、多様な展開が可能です。中長期的にビジネスを拡大したい方におすすめです。
特徴 | デザイン自由度が高い、機能豊富、中長期的なビジネス展開向き |
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販売価格 | 自分で自由に設定可能 |
報酬率 | 決済手数料3.4%~(プランによる) |
手数料 | 月額利用料+決済手数料 |
始めやすさ(初心者向け) | △(月額費用がかかる、ある程度の知識が必要) |
スマホ対応 | 〇(スマホでの管理機能あり) |
プロ志向・海外展開も!おすすめサイト
より本格的に写真販売に取り組みたい方や、海外市場も視野に入れたい方におすすめのサイトもご紹介します。
9. iStock Photo(アイストック フォト)
iStock Photoは、Getty Imagesグループの写真販売サイトで、世界的に利用されています。高品質な写真が求められますが、人気ジャンルに注力することで売れる可能性が高まります。
特徴 | 世界規模、高品質素材中心、人気ジャンルあり |
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販売価格 | 1~3クレジット(規定価格) |
報酬率 | 非専属15%、専属25~45% |
手数料 | 販売手数料:55%~85%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、高品質が求められる) |
スマホ対応 | 〇 |
10. photolibrary(フォトライブラリー)
photolibraryは、写真の販売価格を自分で設定できるのが特徴です。一眼レフで撮影した写真が中心ですが、プロのカメラマンを目指す方には魅力的なサイトです。
特徴 | 販売価格を自分で設定可能、一眼レフ写真中心、独占販売で報酬率アップ |
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販売価格 | 自分で自由に設定可能 |
報酬率 | 一般:29%~ / 独占:43%~ |
手数料 | 販売手数料:35%~70%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、写真技術が求められる) |
スマホ対応 | 〇 |
11. Getty Images(ゲッティイメージズ)
Getty Imagesは、世界最大級のストックフォトサイトです。プロフェッショナル向けの厳格な審査があり、独占契約が求められる場合もありますが、その分単価は高めです。
特徴 | 世界最大級、プロ向け、高単価、独占契約あり |
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販売価格 | 1,020~54,200円(規定価格、ライツマネージドは変動) |
報酬率 | RF:20~25%、RM:30% |
手数料 | 販売手数料:75%~80%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | ×(審査が非常に厳しい、プロレベルが求められる) |
スマホ対応 | 〇 |
12. EyeEm(アイエム)
EyeEmは、広告写真に特化したドイツ発の写真販売サイトです。SNS感覚で利用でき、写真の販売だけでなく、Getty Imagesなど他のプラットフォームでも販売される可能性があります。
特徴 | 広告写真特化、SNS感覚で利用可、他プラットフォーム連携あり |
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販売価格 | 5.5~349米ドル(ライセンスによる) |
報酬率 | 50% |
手数料 | 販売手数料:50% |
始めやすさ(初心者向け) | △(英語対応のみ、審査あり) |
スマホ対応 | ◎(アプリ中心) |
13. 123RF(123アールエフ)
123RFは、非独占的な写真販売プラットフォームで、他サイトとの併用が可能です。日本語対応もしており、世界中に写真を販売できます。
特徴 | 非独占、他サイト併用可、日本語対応、世界展開 |
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販売価格 | 10~50チケット(規定価格) |
報酬率 | 30%~60%(実績により変動) |
手数料 | 販売手数料:40%~70%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり) |
スマホ対応 | 〇 |
14. Dreamstime(ドリームスタイム)
Dreamstimeは、2000年から続く歴史あるフォトストックサイトです。世界中の企業に利用されており、報酬率は実績に応じてアップします。
特徴 | 歴史がある、世界規模、実績で報酬率アップ |
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販売価格 | 1クレジット~(規定価格) |
報酬率 | 非専属:25%~50%、専属:25%~60%+ボーナス |
手数料 | 販売手数料:50%~75%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、英語対応のみ) |
スマホ対応 | 〇 |
15. Envato(エンバト)
Envatoは、厳しい審査を通過したクリエイターのみが参加できるプラットフォームです。サブスクリプションモデルでの販売も可能で、安定した収益が期待できます。
特徴 | 審査が厳しい、プロ向け、サブスクリプション販売あり |
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販売価格 | 出品者が設定可能 |
報酬率 | 非独占販売:55% |
手数料 | 販売手数料:45% |
始めやすさ(初心者向け) | ×(審査が厳しい) |
スマホ対応 | 〇 |
16. ココナラ
ココナラは、写真撮影だけでなく、様々なスキルを販売できるプラットフォームです。自分で撮影した写真を素材として販売することもできます。
副業でしっかり稼ぐ!在宅、スマホ、初心者などおすすめ副業50選【早見表つき】
特徴 | スキル販売も可能、多様なジャンルの写真が売れる可能性あり |
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販売価格 | 自分で自由に設定可能(最低500円~) |
報酬率 | 78%(販売手数料22%) |
手数料 | 販売手数料:22% |
始めやすさ(初心者向け) | ◎(審査なし、スマホから出品可能) |
スマホ対応 | ◎(アプリ完結) |
17. 500px
500pxは、世界中の写真家が集まるポートフォリオサイトです。写真の販売も可能で、プロの写真家も多く利用しています。
特徴 | ポートフォリオサイト、プロ向け、世界中の写真家が集まる |
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販売価格 | 応相談 |
報酬率 | 非独占:25%、独占:60%~100% |
手数料 | 販売手数料:75%~0%(報酬率による) |
始めやすさ(初心者向け) | △(審査あり、プロレベルが求められる) |
スマホ対応 | 〇 |
写真販売サイト・アプリの選び方
ご自身に合った写真販売サイト・アプリを選ぶためには、いくつかのポイントがあります。
初心者向け?スマホだけで始められるか?
写真販売を始めるにあたって、まず確認したいのが「初心者でも始めやすいか」「スマホだけで完結できるか」という点です。Snapmartや写真AC、BASE、メルカリShopsなどは、スマホアプリや簡単な操作で始められるため、初心者の方やデジタル機器に苦手意識がある方でも安心です。
手数料・報酬率で比較
写真販売サイトやアプリでは、販売価格から一定の手数料が引かれます。手数料率や報酬率を比較することで、最終的に手元に残る金額が変わってきます。BASEやメルカリShopsなどのネットショップサービスは、ストックフォトサイトに比べて手数料が低い傾向があります。
初心者・スマホ派向けサービス
- Snapmart: スマホアプリで手軽に始められ、審査もありません。
- 写真AC: 無料で利用でき、ダウンロードされやすいのが魅力です。
- BASE: スマホから簡単にネットショップが開設でき、オリジナルグッズ販売も可能です。
【メルカリPayPay使えない?】PayPayがメルカリで使えない理由と裏技を解説!PayPayフリマとの違いも紹介
- メルカリShops: メルカリの集客力を活かせる、初心者向けのネットショップサービスです。
副業・本格派向けサービス
- PIXTA: 国内最大級のストックフォトサイトで、品質重視ですが報酬単価も高めです。
- Adobe Stock: Adobe製品ユーザーなら連携がスムーズ。世界的に利用されています。
- Shutterstock: 世界最大級のストックフォトサイトで、海外市場も狙えます。
- iStock Photo: 高品質な写真が求められますが、人気ジャンルを狙えば売れる可能性が高いです。
自分のブランドで自由に販売したい方向けサービス
- BASE: 自分のブランドイメージに合わせてショップをデザインでき、オリジナルグッズ販売も可能です。
- メルカリShops: メルカリのユーザー層にアピールしたい場合や、手軽に始めたい場合におすすめです。
- カラーミーショップ: より本格的なネットショップ運営を目指す方向けで、機能が豊富です。
写真販売で稼ぐ!実践的な5つのコツ
写真販売で収益を上げるためには、いくつかのコツがあります。闇雲に写真をアップロードするのではなく、戦略的に取り組むことが大切です。
1. ニッチなジャンルを狙って競合と差別化
人気のジャンル(風景、人物など)は競合も多く、写真が埋もれてしまう可能性があります。そこで、あえて競合が少なく、かつ一定の需要がある「ニッチなジャンル」を狙うのがおすすめです。例えば、特定の職業や趣味、季節のイベント、珍しい被写体などが考えられます。Googleキーワードプランナーなどのツールで需要を調査し、ご自身の得意な分野と掛け合わせることで、独自性を出しやすくなります。
2. コンセプト・テーマを明確にする
写真には、一目でコンセプトやテーマが伝わる「わかりやすさ」が重要です。特にストックフォトとして利用される場合、企業側は写真が自社のイメージに合うかを瞬時に判断します。撮影前に「どんなシーンで、誰に、何を伝えたいか」を明確にし、一貫したテーマで撮影することで、写真の利用者はイメージに合う写真を見つけやすくなります。
3. 複数構図・アングルで販売機会を増やす
同じ被写体でも、様々な構図やアングルから撮影しておくことで、販売機会を大きく広げることができます。例えば、正面からの写真だけでなく、横からのアングル、引きの構図、寄りのクローズアップなど、複数のパターンを用意しておくと、利用者は用途に合わせて選びやすくなります。また、文字などを挿入しやすい「余白」のある構図の写真も、Webサイトなどで利用されやすいためおすすめです。
4. SNSで集客・宣伝する
写真販売サイトだけでなく、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを活用して、ご自身の写真やショップを宣伝することも非常に効果的です。魅力的な写真を投稿し、関連するハッシュタグを効果的に使用することで、より多くの人の目に触れる機会が増えます。また、SNSでファンを獲得できれば、直接ショップへの誘導や購入にもつながるでしょう。
【即金】ポイントサイトで今すぐ1000円稼ぐ方法:当日中に現金化する裏技
5. 地道に写真投稿を継続する
写真販売で継続的に収益を得るためには、地道な努力が不可欠です。一度アップロードした写真がすぐに売れるとは限りません。定期的に新しい写真をアップロードし、ポートフォリオを充実させることで、発見される機会も増え、ファンもつきやすくなります。数多くの写真を投稿し続けることが、結果的に収益アップにつながります。
写真販売で知っておくべき注意点3つ
写真販売を始めるにあたり、知っておくべき注意点がいくつかあります。トラブルを避け、安心して販売を続けるために、これらの点をしっかり理解しておきましょう。
1. 著作権・肖像権の知識を身につける
写真を販売する上で、最も重要とも言えるのが「著作権」と「肖像権」に関する知識です。
- 著作権: キャラクター、ロゴ、ブランド名、建物、美術品など、創作物には著作権が発生します。これらのものが写真に写り込んでいる場合、無断で販売すると著作権侵害となる可能性があります。特に有名なキャラクターやロゴ、特定の建築物などは注意が必要です。
- 肖像権: 写真に人物が写っている場合、その人物には肖像権があります。本人の承諾なしに撮影したり、公開したりすることはできません。人物を被写体とする場合は、必ずモデルリリース(肖像権使用許諾書)を取得しましょう。家族や友人であっても、無断での販売は避けるべきです。
これらの権利を侵害すると、法的な問題に発展する可能性があります。販売前に、写り込んでいるものが著作権や肖像権に抵触しないか、十分に確認するようにしましょう。
2. 販売サイトの審査基準を理解する
PIXTAやAdobe Stock、Shutterstockなどのストックフォトサイトでは、写真を販売するために審査があります。審査基準はサイトによって異なりますが、一般的には以下のような点がチェックされます。
- 画質: ノイズ、ブレ、露出不足、ピンボケなどがないか
- 技術: ホワイトバランス、露出、構図などが適切か
- 内容: 著作権・肖像権侵害の有無、不適切な内容ではないか
写真ACのようなサイトは比較的審査が緩い傾向がありますが、それでも最低限の品質は求められます。出品前に各サイトの審査基準をしっかり確認し、基準を満たすような写真を準備することが大切です。もし審査に落ちてしまった場合でも、理由を確認して修正し、再挑戦することが可能です。
3. 副業収入は確定申告が必要
写真販売で得た収入は、副業所得として扱われます。副業所得が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。
- 経費の計上: 写真撮影にかかった費用(カメラ機材、交通費、現像代、ソフト代など)は経費として計上できます。これらの領収書は大切に保管しておきましょう。
- 所得の計算: 「収入金額-経費=所得金額」となります。
- 確定申告: 1年間の所得が20万円を超えた場合、翌年の2月16日から3月15日までの間に確定申告を行う必要があります。
税金に関する知識がない場合は、税務署や税理士に相談することをおすすめします。
写真販売に関するよくある質問
写真販売について、よくある疑問にお答えします。
スマホで撮った写真でも売れますか?
はい、売れます。最近のスマートフォンはカメラ性能が高く、高画質な写真を撮影できます。Snapmartや写真AC、BASE、メルカリShopsなど、スマホから手軽に始められるサービスも多いため、スマホで撮った写真でも十分に販売可能です。ただし、ストックフォトサイトでは、ある程度の画質や技術が求められる場合もあるため、編集アプリなどを活用してクオリティを高めることも検討しましょう。
写真販売サイトで売るためのコツは何ですか?
売れるためのコツは、以下の点が挙げられます。
- ニッチなジャンルを狙う: 競合が少なく、需要のあるジャンルに特化する。
- テーマを明確にする: 写真のコンセプトが伝わりやすいように撮影する。
- 多様な構図・アングルを用意する: 利用者が選びやすいように、様々なバリエーションの写真を提供する。
- SNSで宣伝する: 自身の写真やショップを積極的にアピールする。
- 継続的に投稿する: 地道に作品数を増やしていくことが重要。
写真販売で手数料はどのくらいかかりますか?
写真販売サイトやアプリによって手数料は異なります。
- ストックフォトサイト: 販売価格の数%~数十%が手数料(報酬率として差し引かれる)となる場合が多いです。
- ネットショップサービス: BASEやメルカリShopsなどは、決済手数料が数%かかります。カラーミーショップなどの月額制サービスもあります。
利用するサービスの料金体系を事前に確認し、ご自身に合ったサービスを選びましょう。
著作権や肖像権について注意すべき点は?
写真に写り込んだキャラクター、ロゴ、ブランド名、特定の建物、人物などには、著作権や肖像権が発生する可能性があります。これらを無断で販売すると、権利侵害となるため、事前に十分な確認と、必要であれば許諾を得ることが不可欠です。特に人物が写っている場合は、必ずモデルリリースを取得しましょう。
まとめ:自分に合った方法で写真販売を始めよう
趣味で撮った写真やスマホで撮影した写真を副業として販売することは、多くの可能性を秘めています。今回ご紹介したように、写真販売には様々な方法とプラットフォームがあります。
- 初心者の方やスマホだけで手軽に始めたい方は、Snapmartや写真AC、BASE、メルカリShopsなどがおすすめです。
- 本格的に写真販売に取り組みたい方や、海外展開も視野に入れたい方は、PIXTA、Adobe Stock、Shutterstockなどのストックフォトサイトや、本格的なネットショップサービスを検討してみましょう。
それぞれのサイトやサービスには特徴があり、手数料や審査基準、スマホ対応の有無なども異なります。ご自身のスキル、目標、そしてどのような写真を販売したいのかに合わせて、最適な方法を選ぶことが成功の鍵となります。
写真販売で収益を得るためには、ニッチなジャンルを狙ったり、SNSで宣伝したりといったコツも重要ですが、何よりも「継続すること」が大切です。ぜひ、この記事を参考に、あなたに合った写真販売の方法を見つけて、一歩踏み出してみてください。